用語解説 あ〜こ

サイコロネット メールマガジンの用語解説に掲載された用語を集めました。
用語集としてはまだはなはだ貧弱ですが、参考にしていただければと思います。

あ〜こ さ〜と な〜ほ ま〜


アサーション・トレーニング(assertion traininng)

日本語では自己主張訓練ということになりますが、アサーションとは単に自分の
言いたいことを主張するということではなく、自分の気持ちも相手の気持ちも共
に尊重した上で、自己主張をするということです。つまり、自分の気持ちや考え
を正直に、その場の状況に応じた適切な方法で表現する訓練ということです。

相手を支配し、より優位に立とうとするような攻撃的な自己表現、相手は大切に
するが自分の気持ちや考えを表明せず、自分を大切にしない非主張的自己表現を
相手も自分も尊重して自己表現できるように訓練することが目的です。

最初、神経症患者に自己の感情を表現する方法として始まりましたが、現在では
人間関係の改善、面接試験の訓練などに応用されています。また、カウンセラー
にとっても必要な訓練と言えるでしょう。(53号)


アダルト・チルドレン(adult children:AC)

 もともとはアルコール依存症の親に育てられた自虐的な人々(adult children
of alcoholics)を指していましたが、今は、広く、機能不全家族のもとで育ち、
大人になった人々(adult children of disfunctional family)」のことをいう
ようになりました。
 精神的、肉体的に虐待されながら育った子供は、心に深い傷を負い、不健全な適
応方法を身につけてしまうため、成人してからも社会生活や家庭生活に、無意識
のうちに親と同じような問題行動をおこしたり、神経症や自虐など心的外傷の後
遺症(PTSD)に悩むことがあります。このような人がいわゆるアダルト・チルド
レンです。
 斉藤学著「アダルト・チルドレンと家族」では、アダルト・チルドレンの特徴と
して次のようなことをあげています。
●周囲が期待しているように振る舞おうとする●NOが言えない●しがみつきと愛
情を混同する●楽しめない、遊べない●フリをする●自己処罰に嗜癖している
●他人に自分の真価を知られることを怖れ、恥じる●他人に承認されることを渇
望し、寂しがる●変化を嫌う●被害妄想に陥りやすい●表情に乏しい



アートセラピー (art therapy)

 絵や粘土細工などの制作を通しておこなうセラピー。アートが本格的な心理療
法導入の手段と考える立場と、アートを創造する行為そのものが治療的であると
考える立場があります。
 アートセラピーは言語を媒介にしませんから、無意識下に抑圧された心理的葛
藤が作品にストレートに表現され、作品の制作を通して自分自身でも気づかなか
った感情に気づくことができます。また、時間を追って心理状態の変化を追うこ
とができます。
 ダンス、音楽、ドラマ、詩など様々なアート(芸術)を利用するセラピーもア
ートセラピーの一つと言えますが、それぞれダンスセラピー、ミュージクセラピ
ーなどと独立して呼ばれています。
 もともとアートは宇宙や神に対する畏敬の表現から生まれ、霊的な自己存在を
確認するための宗教的な意味合いが含まれていましたから、アートがセラピーと
なり得るのも当然かもしれません。



アドラー心理学(Adlerian psychology)

 アルフレッド・アドラーが創始し、その後継者たちが発展させた心理学の理論
と治療技法の体系です。個人心理学というのが正式名称ですが、あまり使われま
せん。その理論的な特徴は、(1)行動の原因ではなく、目的を分析する (2)人間
を分割できない全体として把握し、理性と感情・意識と無意識などの対立を認め
ない (3)客観事実よりも、客観事実に対する主観的意味づけのシステムを重視す
る (4)精神内界よりも対人関係を重視する (5)主体的決断能力を重視する など。
ロジャースの非指示的療法に対して、指示的療法に分類されます。
 中心的技法に「勇気づけ」があります。広義には、セラピストとクライエント
とが常に相互尊敬・相互信頼にもとづく交友的協力関係の雰囲気にあることをい
います。狭義には、クライエントの人格や行動の肯定的な側面に着目して自己受
容を援助することをいいます。アドラー心理学にもとづくカウンセリングでは、
クライエントの気づきを促すため、「勇気づけ」としてさまざまなアドバイスを
与えます。(30号)



うつ病(depression)

 ひとことで言えば気分が落ち込む病気で、不眠、食欲減退、性欲減退、自殺念
慮などが症状としてみられます。精神的な症状は、大きく抑うつ感(ゆううつで
落ち込んだ状態)、不安・焦燥感(イライラ)、抑制感(おっくう)などに分け
られますが、身体症状もそれに加わります。おう吐・腹痛などの消化器系、呼吸
困難・過呼吸症状などの呼吸器系、心悸亢進・狭心症様発作などの循環器系、頻
尿・残尿感などの泌尿器系、発汗・めまいなどの自律神経系など様々な症状が現
れます。

 その発病メカニズムはまだ正確にはわかっていませんが、遺伝的な素因、特徴
的な性格、対人関係・ストレスなど外部的な要因が様々に関係して発病すると考
えられています。

 うつ病は「心の風邪」とも言われているように、非常にポピュラーな病気で3〜
5%の人がうつ病にかかっていると言われています。また、男性より女性の方がか
かりやすく、20%の女性が一生涯に一度はかかると言われています。一方、非常
に治りやすい病気でもあり、70%の人は抗うつ剤で治ると言われています。ほうっ
ておいても治ることがありますが、逆にひどくなると自殺することがあるという
恐い病気でもあります。

 心理療法としては、認知療法、対人関係療法、行動療法などの現実試行的なもの
が有効とされ、薬物療法と心理療法の併用が効果的です。(55号)



エンカウンター(encounter)

 エンカウンターとは「出会い」と訳されますが、心と心の触れあい、ホンネと
ホンネの交流のことです。この交流を持つために、数時間から数週間グループを
作りますが、これがエンカウンター・グループです。ロジャースのカウンセリン
グは心の成長を目指しているのですが、それが個人のカウンセリングからエンカ
ウンター・グループへと発展してきたものです。
 日常的な、役割演技・タテの人間関係・表面的な交流をやめ、素直なあるがま
まの状態で自分自身及び他者と出会うことが期待されます。参加者にとって仮面
を脱ぐのは非常に怖いものですが、自己をさらけ出しやすい安全な雰囲気を作る
のが、ファシリテータ(援助者)の役目のひとつです。参加者と対等な立場にあ
るので、カウンセラーやセラピスト とは区別されます。
 内容や方法は参加者が自ら決めてゆく非構成的グループ・エンカウンターと課
題や役割が与えられる構成的グループ・エンカウンターがあります。カウンセリ
ング・センターで行われているのは、もっぱら前者であり、教育現場や職場で利
用されるのはもっぱら後者です。ひところ企業で流行った感受性訓練も、このグ
ループ・エンカウンターの一形態です。(22号)



カウンセリング(counseling)

  一般的には、「人の悩みを聞いて、話し合いをしたりアドバイスを与える
ことによって悩みを解消する行為」に広く使われています。カウンセリングを
する人をカウンセラーと言いますが、最近では占い師までカウンセラーですね。
 心理の世界では、「自らの気づきによって、自立を促す」ということが、
世間一般のカウンセリングと違うと私は思っているのですが、おそらく、人に
よってカウンセリングの定義は全然違うのではないでしょうか。
 カウンセリングはセラピーの一技法であるとする見方もありますし、心理
療法全体をカウンセリングで代弁していることもあります。カウンセリング
の歴史やその背景となる心理学の理論を考えたとき、簡単には定義できなく
なります。セラピーとカウンセリングの違いでさえ曖昧になります。おそらく
カウンセリングやセラピーがまだ一般化していないことの表れなのでしょう。
 國分康孝編「カウンセリング辞典」では次のように定義されています。
「カウンセリングとは言語的及び非言語的コミュニケーションを通して、健常
者の行動変容を試みる人間関係である」
 簡単に言いますと、「言葉と言葉以外のコミュニケーション(態度、仕草、
感情、雰囲気など)を使って、精神的に健康な人を対象に、不適応となって
いる行動を変えようとする人間関係」ということで、病理的なパーソナリ
ティーの変容を対象にしたサイコセラピー(心理療法)、現実的・具体的な
援助を与えるソーシャル・ワークと区別されます。(17号)



カウンセリング〜セラピー(counseling〜therapy)

 カウンセリングには非常にたくさんの学派あるいは理論があり、それぞれに定
義があるはずですが、その最大公約数は「言語的及び非言語的コミュニケーショ
ンを通して、行動の変容を試みる人間関係」となるでしょう。そして、カウンセ
リングで心を癒し、悩みを解決することができるので、健常者を対象に行われて
きたカウンセリングが、その対象を病理的なパーソナリティーを持つ者にも広げ、
発展しているのでしょう。
 一方、セラピー(サイコセラピー:心理療法)は、病理を対象に行われる治療
方法であり、非常にたくさんの技法がありますが、大きく四つのグループに分け
られます。第一のグループは面接相談法で精神分析、交流分析、論理療法などが
含まれます。第二のグループは遊戯療法、アートセラピー、箱庭療法など表現活
動に基づく治療法です。第三のグループは広義の行動療法で、自立訓練、催眠法、
系統的脱感作などがあります。第四のグループは瞑想、内観、森田療法などいく
つかの療法や理論をミックスしたものです。
 このうち、第一の面接相談法がカウンセりングと同形態で、やはりカウンセリ
ングと呼ばれます。そして、病理を対象に発展してきたサイコセラピーですが、
健常者に対してもおこなわれるようになったものがあるのです。
 つまり、カウンセリングは「健常者を対象にした人間関係」と、「病理を対象
にしたセラピーの一技法」があると言えますが、健常者でも病的な部分はあり、
病理を持つ者でも健常な部分は必ずあるので、カウンセリングもセラピーも、健
常者であろうがなかろうが利用されているのです。実際、ロジャースはカウンセ
リングとセラピーの区分けをしていないのです。
 さらに、カウンセラーはカウンセリングだけでなくセラピーの技法も勉強しま
すし、セラピストも人間関係としてのカウンセリングを勉強するでしょう。実際
には、非常に融合されているように見えます。
 しかしながら、あえてカウンセリングとセラピーの違い(あるいはカウンセラ
ーとセラピストの違い)を言えば、その技法が理論よりも本人のパーソナリティ
ーに重点を置いているのがカウンセリングと言えるのではないでしょうか。従っ
て、カウンセリングでは、技術を磨くということよりも人間性を磨くということ
が重要になるのではないでしょうか。(18号)



学習障害(learning disabilities :LD)

知能や運動能力、情緒面でも問題がないのに、読む・聞きとる・計算するなどの
学習する能力に障害があり、学業不振となる状態。読むことだけが苦手とか、計
算だけが苦手で、特定の科目だけができないということがあります。
原因は脳の損傷による機能障害が疑われており、分娩時に胎児の頭を引っぱり出
すのに使用された鉗子や吸盤が脳の一部を傷つけるのが原因ではないかと言われ
ています。(52号)



家族療法(family therapy)

 家族を対象とした心理療法で、精神分析的アプローチ、行動療法的アプローチ、
システム論的アプローチなど様々な方法がありますが、現在は家族を一つのシス
テムとしてとらえる家族システム理論に基づいたシステムズ・アプローチが中心
となっています。
 家族システム理論では、家族のメンバーはそれぞれ互いに影響しあいながら機能
している一つの単位としてとらえ、その個人だけを治療するのではなく、家族全
体の関係性を変えようとするのが特徴です。家族全体のシステムを変えるために
は、家族のコミュニケーションの仕方や構造を変えたり、世代間にわたる葛藤を
解決するなどのアプローチがとられます。
 家族療法は、次々に新しい理論を取り込み、またそれ自身が新たな理論を生み出
す原動力として機能しながら発展しています。(39号)



キャリアカウンセリング(career counseling)

 人生におけるキャリア行動全般を対象としたカウンセリング。従来から就職先
の選定や斡旋を主な内容とする職業カウンセリングがおこなわれてきましたが、
これと異なり、職業選択だけでなく、進学も含め、さらに職業問題を持つ個人に
焦点を当て、職業生活を送っていく上で関連するあるゆる問題を対象とします。

 面接技術だけでなく、様々な情報提供、現実的な対応が必要で、一定期間での
結果が求められるという難しさがあります。精神的な健康や個人と社会の関係を
働くという面からとらえたカウンセリングです。(68号)


グループ・カウンセリング(group counseling))

 個人のカウンセリングに対して、集団の力を利用したカウンセリングです。参加
者が悩みをうちあけ、他の参加者がそれを聴くということですが、話を聴いても
らえた、受け入れてもらえたという思いが生まれれば、気づき・自己成長につな
がり心が癒されます。
 ロジャースのエンカウンター・グループもグループ・カウンセリングとしての機
能があり、それと区別できないこともあります。グループ・エンカウンターのワ
ークをおこなうときに、悩みをうちあけてもらいグループ・カウンセリングとし
て機能させようという意図があれば、それをグループ・カウンセリングと言うと
いうようなことでしょう。もちろん、意図しなくても、エンカウンターが癒しに
つながることもあります。
 この他にもグループの目的と役割を明確にした構成集団的なカウンセリングもあ
ります。



系統的脱感作療法(systematic desensitization)

 神経症治療に用いられる行動療法の一つです。不安や恐怖を徐々に慣らしてい
く方法で、不登校、心身症、不安・イライラなどにも有効とされています。

 不安や恐怖が起きるとき、それに拮抗するリラックス反応などを強く起こせば
不安や恐怖は抑えられます。そこで、様々な不安場面をリストアップし、不安の
弱い場面から強い場面へと順に不安拮抗反応を起こします。不安を感じる場面は、
実際の場面でもあるいはイメージで思い浮かべてもよく、あらかじめ訓練してお
いたリラックス法などを使って不安を消します。最も弱い不安場面で繰り返し不
安が消える体験をすると、それより強い不安場面でおこる不安もその分弱まりま
す。このようにして順々に不安を弱め、最終的には最も強い不安場面でも、不安
を感じないようにさせます。


行動療法(behavior therapy)

 症状やさまざまな問題行動は、他の行動と同じように、経験によって獲得され
たものであると考え、「無意識の中にある原因」や「心の深層メカニズム」とい
った構成概念を考えることなく、症状に焦点を合わせようとします。
 新しい行動を身につけるとき人間にどのようなことが起こっているのかを研究
する学習心理学に基づいて、「すでに学習され、維持されている症状を消去する」
「望ましい適応行動を新しく、しかも積極的に取得させる」という2点を中心課題
とします。
 行動療法には系統的脱感作法、自立訓練法、リラクセーション法、主張訓練法
など多様な技法があり、不安・イライラ、引っ込み思案、不登校、神経症、心身
症などさまざまな問題・症状に用いられます。クライエントを悩ます症状を短期
間に効率的に改善するのが行動療法であり、代理症状の出現率や再発率が著しく
低いとされています。(32号)



ゲシュタルト療法(gestalt therapy)

 基本哲学は「今、以外は存在しない」ということで、今、ここで自分が体験し
ていることから自分への気づきを深め、過去や未来あるいは空想の世界への逃避
をやめ、他人を操作しない、自分の脚で立つ成熟したパーソナリティへと変容さ
せようとします。
 本来、人は自己の問題点に気づく能力と、それを克服する能力があり、カウン
セラーがクライエントに解釈を与えたり、共感的フィードバックを与える行為や
そのような人間関係は、未熟な人間をさらに未熟にする構造を持っていると考え
ます。代わりに、カウンセラーは様々なゲームを適切に使用して、クライエント
が自ずから気づくように援助します。
 エンプティー・チェア、結婚カウンセリング・ゲーム、対話ゲームなど様々な
ゲームがありますが、過去の出来事・別な場所での出来事であっても、あたかも
「今、ここ」で起こっているかのように振る舞わせ、クライエントに「今、ここ」
での感情、身体言語、避けていることなどを気づかせます。カウンセラーは、ク
ライエントの問題に気づいても、解釈を与えたり共感的態度をとることはありま
せん。
 私の個人的感想ですが、逃避を許さず、問題と直面しなければならないような
状況に置かれますので、自我が十分発達していない日本人には少しきついかもし
れません。ただ、エンプティー・チェアなど一部のゲームを共感的なフィードバ
ックの中で用いると効果的だと思います。 (24号)



血液型性格論

 血液型と性格に関係があるという理論で、1920〜1930年代に教育学者の古川竹
二によって唱えられました。一時すたれましたが、1970年代に能見正比古により
沢山の本が出版されブームになりました。今でも多くの日本人がABO式血液型
と性格の関係を信じていると思われますが、心理学の世界では、YG性格検査と
の研究で血液型と性格には関連性がないことが証明されています。
 最近の研究では、血液型は遺伝子レベルで病原菌に対する抵抗力と関係がある
ことがわかってきています。ある病原菌に対して、特定の血液型が弱い、あるい
は強いということですが、人間の進化の過程で、コレラやペストなどという病気
に対して適応するために免疫機構を変化させた結果、血液型も多様化したと考え
られます。人種によって血液型に偏りがあるのは、過去に流行った伝染病の種類
と関係があるのでしょう。血液型が直接性格に関係ないとしても、何らかの嗜好
の違い、行動の違いに現れるということは考えられますね。
 身体的なものをベースにして性格を分類する考え方は古くからありますが、そ
の流れでは体格と性格の関係を論じたクレッチマーが有名ですね。



行動療法(behavior therapy)

 問題になっている症状すなわち、不適切な考え方、感じ方、行動のしかたをよ
り適切な方向に変化させようとする、学習理論に基づく治療法。系統的脱感作法
に代表されるレスポンデント(古典的条件付け)技法、報酬学習に代表されるオ
ペラント(道具的)技法。認知的学習理論に基づく技法に分類されます。

 神経症などの原因を、抑圧された葛藤やコンプレックスのためと考えず、不可
欠な条件反応が形成されていない、あるいは不適切な条件反応を習得してしまっ
た状態と考えます。問題となっている行動を積極的に直接治療対象とする、合理
性・科学性を重視した治療法です。代理症状の出現率や再発率が著しく低いのも
特徴です。



交流分析(transactional analysis:TA)

 アメリカの精神科医バーンにより開発された実践的な精神療法で、我が国には
1970年代に紹介されました。精神分析の影響を強く受けており、人は自分で考え、
自分で決断できるというカウンセリングと共通の基本原理があるため、カウンセ
リングの技法としても利用されています。
 基本概念は、人の心の中には、P(parent)・A(adult)・C(child)と名づけ
られる三つの自我状態があり、このバランスを知り、自己を客体化するというこ
とです。個人の中で起きていることを理解する構造分析、二人の間に起きている
ことを理解する、やりとり(交流)分析、不快感をもたらす特定な交流の型を理
解するゲーム分析などからなります。
 P・A・Cのバランスをチェックリストで分析し、視覚化する方法はエゴグラム
と呼ばれ、自我状態の把握に利用されています。これに基づき、交流パターンの
分析、ゲーム分析をおこないます。(26号)